2012年6月5日火曜日

高専賃についての実態

高専賃は許可や認可を必要としないため、運営管理は業者によって様々です。高専賃は運営事業者の考え方、コンセプトに大きく影響されるのが現状です。
たとえば高専賃でも、ただバリアフリーした物件や実態は限りなく老人ホームに近いタイプの物件などさまざまです。

もともとは一般の既存建物を改修し、新たに高専賃として提供している物件も多く見られます。
入居の基準を明確に設定されている物件もあれば、どのような方でも受け入れる高専賃まであります。行政も、急増する高専賃が玉石混淆の状況であることを問題視しており、今後運営内容が悪質なものには指導していく考えのようです。

高専賃では、個人のスタイルに合わせて自由かつ主体的に介護や医療を含めた生活を組み立てることが可能です。有料老人ホームに比べて初期費用が抑えられることが多いのも特徴です。

入居される方の状態にあった適切な高専賃を選ぶことができれば、住み替え先として非常に価値があるでしょう。