高齢者向けの賃貸住宅の基礎をご案内しています。
今回は第3弾「高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)とは?」です。
■高優賃とは?
段差をなくしたバリアフリー対応や居住面積が25㎡以上。
共同での設備利用型は18㎡以上で基準の設備などの要件を満たした賃貸住宅です。
また、都道府県の認定を受けていて、メリットの1つである所得に応じて家賃の補助があります。
所得によっての家賃補助となりますので、同じ物件でも、賃料がかわる事も考えられます。
代表的な高優賃はUR賃貸でもあります。
UR都市機構の高齢者向け優良賃貸住宅には、高優賃Aと高優賃Bがあり、共に家賃負担の軽減を実施する費用として国とUR都市機構が1/2ずつ負担することにより、入居者の方が実際に支払う入居者負担額まで軽減します。
家賃の軽減措置が受けられるのは、世帯全員の所得月額の合計が15.8万円以下であることが必要です。
ただし、団地によっては、一定以下の所得であっても家賃負担の軽減措置が適用されない場合もあります。
※入居者負担額は、法令に基づく算定式により算出される額を基準にUR都市機構が決定するもので、入居される方の所得、住宅の立地、規模、経過年数等によって変動します。
※家賃負担の軽減措置の適用期間は、住宅の改良が終了したときから20年間です。
※入居後も年1回、家賃負担の軽減措置の要件確認がされます。